幸寿しの美味しいシメ鯖レシピ
〆サバを作る時は新鮮な鯖を用意します。
当店では、能登半島の宇出津の市場に水揚げされた鯖を使って作っています。
当然、刺身でも食べれる鯖です。
当店では、サバを三枚におろしてから一晩冷蔵庫で寝かせます。
その日にサバに塩をしたら、サバが新鮮で鯖全体に上手く塩がなじんでくれません。
一晩、冷蔵庫で寝かせる事によって〆サバにするのに、丁度良い状態の鯖になります。
鯖全体にべた塩をします。
皮、身にタップリの塩をします。
身と皮の方にタップリの塩をします。
サバに塩をしたら水が出ますから、水が切れるような容器に塩をした鯖を並べていきます。
塩の時間は約1時間30分です。(季節により塩の時間は若干変えています)
時間が来ましたら鯖を水で洗い、塩と鯖の汚れをきれいに洗い流します。
鯖の中骨の血も洗い流します。
鯖の塩を洗い流したら酢洗いをします。
この酢は1度つかった酢で構いません。
この作業が大事な作業なんです。
ここでもう一度、鯖の身、皮に付いている血などの汚れを取り除きます。
酢洗いしましたら、ここで酢に漬けこみます。
この時に、必ず酢は冷やして置きます。
冷やさなかったら、しめ鯖の薄皮をむく時に〆サバの表面の模様までとれてしまいます。
酢に45分漬けこみます。
出来上がった〆サバは、布巾で酢を拭いてから
写真の様に、容器に、〆鯖の腹を上にして
並べていき冷蔵庫に入れます。
一晩冷蔵庫で寝かしてから切った〆サバです。
身が赤い状態の〆サバの出来上がりです。
一晩寝かした方が美味しく召し上がれ!
以上が幸寿しの〆鯖の作り方です。
美味しい〆鯖をお作り下さい。